めざ飛行カバルドン入りカバドリュウズ
ポケモン | 技 | 持ち物 | 特性 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
カバルドン | 地震 | 目覚めるパワー飛行 | ステルスロック | 欠伸 | ラムの実 | 砂起こし |
ドリュウズ | 地震 | 恩返し | 身代わり | 剣の舞 | 命の球 | 砂掻き |
ラティオス | 流星群 | 波乗り | 雷 | トリック | 拘り眼鏡 | 浮遊 |
ジバコイル | 10万ボルト | 目覚めるパワー格闘 | 身代わり | 影分身 | 食べ残し | 磁力 |
アバゴーラ | アクアテール | ストーンエッジ | アクアジェット | 殻を破る | 岩のジュエル | 頑丈 |
ソーナンス | カウンター | ミラーコート | アンコール | 道連れ | オボンの実 | 影踏み |
とあるオフで目覚めるパワー飛行を持ったカバルドンが活躍したと聞いたので、自分の中で考えていた構築案をメモ程度に書いておきます。
めざ飛行カバルドンがどれだけ刺さるのか楽しみにポケモンやっていた節があったので気持ちとしては少し複雑です(
とはいえしっかり結果も残し、今の環境に良く刺さることを証明してくれたので自分としても満足です。
特に結果残してもない人があーだこーだ言うのはお門違いなのでとりあえず自分の草案としての形をまとめておきます。
・カバルドン
※31-31-31-30-30-22 個体
のんき H28 C232 D248
187-132-151-117-123-56
C:砂ダメ込で153-92キノガッサを下二つの乱数切って一発
D:C182ラティオスの眼鏡波乗りを最高乱数切って耐え
S:最遅ユキノオー-2
カバドリュウズ(ラティ)は残りの枠を活かして苦手となる相手を克服する形がメジャーですが、その中でもキノガッサに対して単体で克服することでカバドリュウズ選出を押し上げる
感覚としては、格闘ジュエルニョロトノと同じような感覚だと思います
ローブシンにも打点として入るので選出できる幅がさらに広がり、カバドリュウズという強力な選出を刺していける
このカバルドンがいることが知られることで、キノガッサをカバルドンに当てていくことにはリスクを背負うことになり、相対的にカバドリュウズの強さを上げてくれるでしょう
カバルドンのSを落としてあるのは構築全体でユキノオーが甘めになったためなので構築にハッサムを採用できるならば、もっとSを上げれたりすると思います
・ドリュウズ
意地っ張り A252 B6 S252
185-205-81-*-85-140
説明不要の全抜きエース
カバルドンの物理耐久を大きく削いでしまったのでミラー見るという意味でも陽気ジュエルでもよかったのですが、やはり自分は意地っ張りが好み
カバドリュウズラティの形としてはオボン球眼鏡が最強だと思っているので、カバルドンがラムを持って配分もガラリと変わった以上なるべくそこから崩したくなかったというのもあります
前回の記事のようにヌオーに対抗するための恩返し
身代わりドリュウズに対してヌオーは鈍いから入ると思いますが、そこにはソーナンスがきっちりマークしてくれているので特に問題ないと思っています
ラティオスを選出していても、ヌオー側は後だしラティオスに対してダメージを蓄積させることができないので恩返しという技は重要
・ラティオス
臆病 B4 C252 S252
155-*-101-182-130-178
ドリュウズと最強の補完となれるポケモン
ラティオスの雷は後述のジバコイルと絡めてニョロトノに対して圧力をかけるため必要不可欠
トリックを絡めることでドリュウズ、後述のジバコイル、(アバゴーラ)、ソーナンスへの展開も望める非常に強力な構築の核となるポケモンです
流星群はカバルドンに吠えるがないということも考慮して龍の波動でも良いかもしれません
課題としてはマンムー入りの雨パをどう捌くかというところ
・ジバコイル
※31-(偶数)-30-30-30-30 個体
控え目 H124 B40 C176 D64 S104
161-*-140-189-118-93
対雨構築においてラティオスの処理をナットレイに頼っている構築を崩壊させる
他にも流行っている鉢巻ハッサムのバレットや虫食い燕返しから起点にしたり、パルシェンスイクンブルンゲルに対して強く出れたり、カバドリュウズにとって相性の良い要素が多いポケモン
ドリュウズ、ラティオス、アバゴーラ、ソーナンスと球ハッサムや鉢巻ハッサムが怖いポケモンが多いのでその穴を埋めてくれるのは偉い
めざパはナットレイへの遂行技としてはもちろん、単純な攻撃範囲の拡大やバンギラスに入って、ユキノオーからヒードランに一貫する格闘に落ち着くと思います
カバルドンの欠伸や、ラティオスの鋼ポケモンにトリック、アバゴーラからの死に出しなど展開できる要素が幅広くあるので非常に楽しそうではありますw
配分の意図については後述の参考URLの方を見ていただければわかるかと思います
キノガッサに対して奇襲が成功することを信じて、カバドリラティにハッサムではなくこのポケモンを構築に入れるところからスタートしています(
・アバゴーラ
陽気 A252 D4 S252
149-160-153-*-77-92
構築で穴となる対ミラー、対受けループなどの不安要素を埋める
ジュエルストーンエッジでHBブルンゲルやH振りスイクンまできっちり持って行ってくれるのは高評価
カバドリュウスへのミラーを確実に見るならラムの実を持たせるべきですが、ブルンゲルスイクンを考慮するとどうしても岩のジュエルを持たせたかったというのと冷凍ビームが入らなくなってしまうから
ラムの実はラムの実でもちろんカバドリュウズミラーの選出に堂々と刺していけるというのと、電磁波ラッキーヤドランに対して優位に立ち回れるためメリットはあります
アクアテールを入れたことで一応マンムー入り雨パにも対応できるようになりますが、冷凍ビームがあれば対ガブリアスや申し訳程度のキノガッサ対策にもなるのでどちらがいいかはわからない(
この位置はもともと同様の役割をこなせるラムパルシェンだったのですが、鉢巻カバルドン入りのカバドリュウズに対して綺麗に全抜きまで見れないためボツになりました
・ソーナンス
穏やか H6 B48 D252 S204
266-*-84-*-121-79
構築で面倒になるローブシンやスカーフガブリアス、少し薄めなラティオスへの回答。
そしてこのポケモンを絡めることで受けループ構築へのメタのメタとなるポケモンを無理やり排除することで勝ちを手繰り寄せます
アンコールを駆使した積みポケモンへの展開ももちろん可能
このポケモンで11交換を迫っていくことで残り2匹での選出を押し上げるという意味でも他の5体と相性の良いポケモンだと思います
このポケモンの立ち位置というか考え方に関しては、目の前の壁をナンスで無理やり突破して後ろのポケモンの補助をするイメージ
選出段階でこの組み合わせ刺さるだろうけど相手のあの1体邪魔だなーという時に積極的に選出して形を作っていきます
対受けループにおいて汎用性のある崩し方ができるので想定していない初見殺し的な要素があっても勝てる可能性があるのは魅力的
組み合わせパターン
組み合わせなんてものを挙げだしたらキリがありませんが、めぼしいものをリストアップ
カバルドン+ドリュウズ+ラティオス
説明不要の最強選出
カバドリュウズ+ラティオスの組み合わせについては特筆することはないでしょう
カバルドン+ジバコイル
主な動き方としては、ナットレイに対してカバルドンの欠伸→ナットレイの鉢巻ウィップ→死に出しジバコイルの流れが美しい
ナットレイやエアームドの選出を抑圧できるので3枚目にドリュウズ置いたりすることも
ドリュウズ+ソーナンス
ドリュウズへの対応を1体のポケモンに一任しているような構築に対しての組み合わせ
アバゴーラがいるからグライオン出てこない読みで受けループにこの選出で行くことも?
電磁波と毒毒が無効なドリュウズは、格闘を任せられるという意味でもソーナンスと相性が良い
ラティオス+ジバコイル
ラティオスの対策をナットレイに頼っている構築に対して全抜きを狙える組み合わせ
他にもラティオスに対して出てくる鋼に対してトリックを当てておくことでジバコイルで全抜きを狙ったりもできます
特にこの構築にはハッサムなんかは選出されやすいと思うのでうまく崩したいところ
何気にタイプ相性補完も良い
対ニョログドラナットレイに対してはこの組み合わせからスタートすると思います
アバゴーラ+ジバコイル
アバゴーラに対して出てくるナットレイに倒してもらって、死に出し展開からジバコイルでナットレイを嵌める
ウルガモスやバシャーモ、ドリュウズなどジバコイルが起点にされると苦しいポケモンはアバゴーラでカバーできる
お互いの辛いところを補える組み合わせ
アバゴーラ+ソーナンス
意味合いとしてはドリュウズ+ソーナンスと同じだと思います
受けループを崩すためにアバゴーラの壁をソーナンスがこじ開けるイメージ
総括
カバドリュウズラティをとにかく使いたいけど、いざ考えてみると全然カバドリュウズ選出ができなくてつまらなかったのでコンセプトとして前述の通りカバドリュウズ選出を押し上げることを目標としました。
カバドリュウズを使う上で障害となってくるものは、雨や受けループなどなどいろいろいますが、どうしてもそのあたりに関してはこの2体で対応するのは無理ですが、最近数を増やしているキノガッサ入りへ奇襲をかけるのは非常に簡単そうだと思ったことが始まりです。
その中でもリオさんのめざ飛行カバルドンの記事を見つけて構築を作りました。
構築に関してはわざとキノガッサを選出せざるを得ない6体で組むことで、奇襲からアドバンテージを取る形に。
あくまでパワーのあるカバドリュウズ選出を押し上げるためなので、ラムラティオスみたいなポケモンを入れることとはまた意味合いが違うと思います。
カバルドンがラムを持つことで、眼鏡ラティオス ジバコイル アバゴーラ という強力なポケモンが相性良く入ってくれた点に関しては満足してます。
ずっと作りたかったソーナンス入りでも一応あるのでそういう面でも嬉しかったりする(
ユキノオー入りに関しては少し甘い部分はありますが、数がそこまでいないということと、カバドリュウズがそこまで弱いわけではないということで甘く見ています。
展開パターンが多数あって、使っていてとても楽しそうな構築だと思いますw
「わざと穴を空けてあるように見せかけて裏にしっかりとした準備をしておく」という考え方は何もポケモンだけではなくいろんな場面で応用が効く手法だと思うのでいろいろ実践してみたいですね。
課題としてはスカーフガブリやラティオス入りの受けループみたいなソーナンスへの負担がすごく重くなる構築への立ち回りや、ラティハッサムやミラーに関しても少し不安が残ります。
特にカバドリラティハッサムに対しては、かなり割り切った選出が必要な上にラティハッサムに対して崩されないよう立ち回らないといけないのでかなり苦しい相手だと言えます。
とりあえずカバドリュウズの形を作る機会を増やせることがいかに強いか今回の結果で再認識できたと思います。
そのきっかけがカバルドンがめざ飛行を持つことでしたが、他にもいろいろ開拓できそうなのでポケモンはやっぱり奥が深くて考えていて飽きないですね!
めざ飛行カバルドンが随分多くの人の目に触れてしまって楽しみが激減してしまったのでBW2までは大人しくテリワンやってます(。ŏ﹏ŏ)
でも他にもいろいろ構築のネタはあるのでブログやツイッターの方で気ままに小出ししていこうとは思っています。
・参考URL
るぶしーばり - カバドリラティアバゴジバコ ttp://d.hatena.ne.jp/kurippu040/20111026/1319634705
まあポケモンさぼって学校行ってるやつには負けんわな - 第2回CCS 使用PT ttp://d.hatena.ne.jp/haruhi3838/20120328/1332961384
釣りは性欲の延長である - カバドリラティジバコ ttp://d.hatena.ne.jp/rozurex/20111019/1319010835
釣りは性欲の延長である - 勝てない構築はガチパじゃない ttp://d.hatena.ne.jp/rozurex/20110721/1311217554
情報操作大安定 - 受けループに絶対負けたくないバシャーモ入り ttp://d.hatena.ne.jp/daian0721/20120316/1331862663
catalpa_papyrus - めざ飛カバルドン ttp://d.hatena.ne.jp/lio_glaceon/20120213/1329106373