あの素晴らしいカバドリをもう1度 【シングル63】
ポケモン | 技 | 持ち物 | 特性 | |||
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カバルドン | 地震 | 欠伸 | ステルスロック | 吼える | オボンの実 | 砂起こし |
ドリュウズ | 地震 | アイアンヘッド | 岩雪崩 | 剣の舞 | 気合の襷 | 砂掻き |
ラティオス | 流星群 | 目覚めるパワー炎 | 身代わり | 瞑想 | ドラゴンジュエル | 浮遊 |
メタグロス | コメットパンチ | 思念の頭突き | 大爆発 | トリック | 拘りスカーフ | クリアボディ |
スイクン | ハイドロポンプ | 冷凍ビーム | 目覚めるパワー炎 | ミラーコート | 水のジュエル | プレッシャー |
ウルガモス | オーバーヒート | 虫のさざめき | 目覚めるパワー地面 | 蝶の舞 | 虫のジュエル | 炎の体 |
前回の記事のカバドリュウズ構築をいろいろ手直しした構築
九尾杯という154人規模の大会で準優勝できたので、復帰戦としては及第点といったところでしょうか
これを踏み台にさらに勝てる構築、プレイングを目指して精進していきたいです
構築のコンセプトは「全抜きと単体対応の融合」
細かい構築の解説は続きから
■カバルドン
腕白 215-133-159-*-117-68
1つ前の記事と変更点は特になし (詳細:http://d.hatena.ne.jp/alto_onppu/20120826/1345936016)
もう1度ゴツメ鈍い怠けるをするタイプにするか考えましたが、この構築には「欠伸」「ステルスロック」「吼える」が必要不可欠だと考えた結果行き着いたのでこの構成に
ゴツメ鈍い怠けるの構成だと単体性能は上がるし、後述のスカーフメタグロスとの同時選出にシナジーが出るので、ゴツメ鈍い怠けるの方も採用の余地はあるのかもしれません
ただ起点作りの欠伸と、抜きサポートのステルスロック、展開妨害の吼えるはどうしても外したくなかったというのが本音です
【備考】
無補正C252ラティオスの眼鏡流星群を乱数上1つ切って耐え
無補正C252ラティオスの球草結びを乱数上2つ切って耐え
ガブリアスの意地っ張り剣舞逆鱗耐え
ヒヒダルマの意地っ張り鉢巻き力ずくフレアドライブ耐え
■ドリュウズ
意地っ張り 185-205-81-*-85-140
このポケモンも1つの前と記事と変更点はなし (詳細:http://d.hatena.ne.jp/alto_onppu/20120826/1345936016)
カバルドンのお膳立てから全抜きができ、全抜きストッパーとしても扱える一線級のポケモンだなと改めて感じました
マンムーや控えめウルガモス、ギャラドスなどを考えると陽気にしたくもあったのですが、ステルスロック+砂ダメージ+2段階上昇地震で207-135スイクンが落とせるなど切れないダメージがあったので意地っ張りでの採用
零度スイクンなどは後述のラティオスなどで十分対応できると感じたので構築単位で非常に強力なポケモンであるスイクンには対応できるように考えています
当たり運もあると思いますが、大会中の選出の7〜8割はカバルドン+ドリュウズだったように、意識が甘いなと思った構築には積極的に刺していきます
■ラティオス
控えめ 175-*-101-184-131-155
このポケモンに関しても1つ前の記事と大きな変更点はなし
採用理由に関しても1つ前の記事の通り (詳細:http://d.hatena.ne.jp/alto_onppu/20120826/1345936016)
カバルドンやメタグロスのサポートから抜き体制も取れるし、ドラゴンジュエルを活かして打ち合うもよし
拘りアイテムを持たないおかげで広い範囲の相手を見ることが可能になった
瞑想ジュエル流星群で多くの相手を淘汰することはもちろん、水ロトムや格闘諸々の行動を許さないためにも瞬間的な決定力を補うドラゴンジュエルは必要だと感じました
ドリュウズ抜きのキュウコンと同速になってしまうのでもう1つSを上げたほうが良いと思われます
第2の全抜きの選択肢という考え方
【備考】
H:16n-1
C:瞑想意識の偶数
S:準速ガブリアス抜き(最速スイクン抜き+4)
ステルスロック+砂ダメージ+1段階上昇ジュエル流星群でラティオスの眼鏡流星群1.5耐えポケモンを確定
(砂ダメージがない場合、乱数下4つ以外で落ちる)
ステルスロック+3段階上昇ジュエル流星群で325-125輝石ラッキー確定
(325-157輝石ラッキーにはステルスロック+3段階上昇ジュエル流星群+1段階上昇流星群で落とせるので瞑想3積みからの択)
216霊獣ボルトロスの目覚めるパワー氷+216霊獣ボルトロスの目覚めるパワー氷(D1段階上昇)耐え
■メタグロス
陽気 159-183-151-*-111-134
- 前回の記事で課題となっていた対ラティオスを考慮
- カバルドンだけでは相手の展開を妨害しきれない
- バンギラス+ローブシン+αへの性能
- ハッサムが得意とするような相手に強い(ユキノオー、テラキオンetc...)
- 安定感がある(種族値が高い)
これらの要素を補い、条件を満たしてくれるメタグロスが今の環境非常に優秀に感じました
大爆発での間接破壊、トリックでの展開はこの構築でも相性良く入り、対面性能も高く、他にもカバドリュウズラティで辛くなる部分をカバーしてくれていると思います
技に関しては自分の展開しながら、相手の展開を妨害するトリック、起点防止に間接破壊ができる大爆発は言わずもがな
残りの2枠には格闘諸々を殴れて通りの良い思念の頭突き
最後の1枠は仮想敵となるバンギラスからローブシンに一貫して、同時採用されやすい特殊決定力となるラティオスやボーマンダまでタイプ一致で通る鋼技を採用したい
そこでアイアンヘッドかコメットパンチで悩んでいたのですが「あまり鋼技をスカーフもった状態で撃たないということと、トリックした後に攻撃する場合は思念が通ることが多くてそれ以外だとコメットを複数回打つ状況なのでコメットパンチが良いのではないか」とのアドバイスを貰い、自分でもこの構築においてはそうだと納得したのでコメットパンチで採用しています
【備考】
182ガブリアス、マンムーの地震を乱数上2つ切って耐え
■スイクン
控えめ 207-*-135-155-136-105
このポケモンも1つ前の記事と特に変わりません (詳細:http://d.hatena.ne.jp/alto_onppu/20120826/1345936016)
瞑想を積むタイプにしようかと考えましたが、このスイクンにはハッサムやローブシンなどが入っている構築に対してガンガン打ち合って欲しい枠なので、瞑想するスイクンには求めるものが違うと判断
デメリットなしで瞬間的に決定力を発揮できるジュエルは打ち合いをするポケモンにはとても相性が良いと感じました
相手のスイクンに弱いスイクンと言えるので、水ロトムの採用も検討しましたが、ラティオスと打ち合うためにはスイクンが必要だし数値も高いのでスイクンのままで採用
相手のスイクンに関しては残りの5体を活かせば十分対応できると思っているので、このスイクンを採用できたと思います
それでも相手のスイクンはやや辛いところはあるので、誰にスイクンを当てられても良いようにするという意味では絶対零度を仕込んだ方がいいと感じました
零度スイクンだとハッサムやローブシンへのダメージが低くなったり、技スペースが狭くなってしまってこの構成のスイクンに比べると見れる範囲も狭くなってしまいますが・・・
打ち合いを補助するミラーコートや広い範囲を見れるようになるめざ炎も優秀でしたが、絶対零度や神速など他にも優秀な技が揃っているので、いろいろ吟味してもらいたいところ
個人的には絶対零度と打ち合いを補助してくれるミラーコートになるのかなーと思いましたが、神速や追い風なども捨てがたい;;
流行って欲しくないくらい本当に強力なスイクンの型だと思います
■ウルガモス
控えめ 161-*-86-204-125-152
前回の記事ではキノガッサの位置だったポケモン
対天候、特に雨とユキノオー入りに対して活躍を見込んでいます
対他天候を崩す共通認識として持っておきたいのが、参考にさせてもらったブログの記事の一文を引用させてもらうと
「補完のポケモンに負担をかけて後ろを崩す、あるいは駒数を減らす」というもの
ニョログドラナットレイならナットレイの位置にあたるポケモンでしょうか
最初は剣舞守るバシャーモで考えてましたが、クレセリアやヤドラン、襷マンムーを目の前にすると前回の二の舞になりそうだったので虫のジュエルウルガモスで代用という形になりました
ナットレイを起点に舞ジュエルさざめきでH252ニョロトノ倒せて、ジュエルさざめき+砂でキングドラが高乱数で対応可能
他にもバンギを舞ジュエルさざめきで倒せるため、構築内でバンギラス+グライオンの組み合わせも倒せる手段の1つと見れる
目覚めるパワーは構築単位でカイリューを見れて、ガブリアスの交代際に撃っていける氷も候補に挙がりましたが、カイリューやガブリアスは他の5体で十分対応可能だと判断し、
構築で面倒になるユキノオー+ヒードラン、クレセリア+ヒードラン、ソーナンス+ヒードランなどの組み合わせに対して選出の幅が広がるよう地面に
カバルドン、メタグロスからの展開はもちろん自分から舞えるし、ジュエルを利用した打ち合い性能も高いのでとても相性良く入ってくれました
問題のレパルダス対策もこのポケモンがイカサマに対して特性「炎の体」が発動してくれるのを祈る程度には補えていますw
選出の機会はありませんでしたが、相手のクレセリアやキノガッサの選出の抑止をしてくれたのでこの構築において欠かせない存在であることは確かです
【総括】
構築のコンセプトは前述の通り「全抜きと単体対応の融合」
カバルドンやメタグロスの起点作りの動きから、ドリュウズとラティオス、ウルガモスがそれぞれ全抜きを狙えるし、
カバルドンやメタグロスで削りながら裏のドリュウズやラティオス、ウルガモスやスイクンの確定範囲に入れていきゲームエンドも狙える
構築のポケモンがそれぞれ単体で対応できる範囲を広めに見た構成を取っています
カバルドンやメタグロスはその辺にやや難がありますが、ジュエルを持ったポケモン3体の制圧力で十分押し切れる
その他細かい構築の考え方に関しては参考にさせていただいたブログの受け売りになりそうなのでそちらのほうを見ていただけると助かります
構築のほうはできるだけ選出画面で多くの相手に5分以上を取れることを目標としました
6体を活かしてカバドリュウズが不利になる相手に対して、いろんな方面から対処ができるため柔軟に選出できる構築だと思います
そのため見て分かると思いますが、水ロトム+ラティオスを処理できるポケモンの組み合わせに対して非常に薄くなっています
薄くしたというのには理由があって、完全に受け売りになってしまうのですが、「構築段階での理想はどこを薄くして完成度を高めていったか、どうしたら負けるかを把握して勝てる構築」という言葉に関心して実践してみた、という感じですw
例えば水ロトム+バンギラスの組み合わせ相手には、こちら側はラティオスを失っては負けだから身代わりから丁寧に立ち回ろう、ということをまず念頭においてプレイングしていくことになります
これはあくまで一例に過ぎませんが、構築段階から100%勝てる構築を作るのは無理だと思いますし、しっかり負け筋を把握しておくことが実際の試合で勝ちを手繰り寄せる鍵になるでしょう
構築段階での理想は100%ではなく99%だと自分も感じた次第であります
対雨においても5分が取れるように、ナットレイハッサムにはウルガモスから、霊獣ボルトロスカイリューにはラティオスからニョロトノにきっちり負担をかけれるようになっています
スイクンも対雨においては優秀な駒として扱えますし、カバドリュウズも相手次第では十分勝ちに行けます
例の決勝戦では選出をミスってしまって情けない試合になってしまってますが、選出の噛み合い方次第では十分勝算はあったと明言しておきます
裏を返せば、それぞれのポケモンで相手したいポケモンが4体以上いるとき相手の選出に合わせなければいけないということなのでなかなか難しいことではありますが・・・
受けループに関しては、カバドリュウズラティで十分崩せる構成にしたつもりです
少し前の記事のめざ飛行カバルドン入りカバドリュウズの項で取り上げたように、弱点を基本選出で克服することでカバドリュウズラティ選出を押し上げることができ、残りの枠に余裕ができました
今までの自分のカバドリュウズの構築を土台にして構築を組んでいるので、ブログを遡って記事を見てもらえるとその変移というか、考え方がどう取捨選択されてるかが分かると思います
この6体の形として満足してしまっている感はありますが、優勝できなければ意味はないのでここからもっと突き詰めて考えたいですね
スイクンや霊獣、化身ボルトロスがいる相手に対しての選出やプレイングが非常に難しいのが難点
小野寺小咲ちゃん可愛い!
【参考URL】
起きたら夕方 - メタグロス入りカバドリュウズ http://d.hatena.ne.jp/yoyuu77/20120117/1326751861
elys elysion(仮) - ウルガ入りカバドリュウズ http://d.hatena.ne.jp/elysion5173/20120819/1345387836
釣りは性欲の延長である。 - 【カバドリ】ドリュウズいじめカッコ悪い http://d.hatena.ne.jp/rozurex/20110707/1310042024