エルフーン入り構築【シングル63】
ポケモン | 技 | 持ち物 | 特性 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
エルフーン | 草結び | アンコール | 身代わり | 宿木の種 | オボンの実 | 悪戯心 |
ココドラ | 我武者羅 | ステルスロック | 毒毒 | 堪える | 木の実ジュース | 頑丈 |
バンギラス | ストーンエッジ | 噛み砕く | 冷凍パンチ | 竜の舞 | ラムの実 | 砂起こし |
パルシェン | 氷柱張り | ハイドロポンプ | 目覚めるパワー草 | 殻を破る | 草のジュエル | スキルリンク |
ウルガモス | オーバーヒート | 虫のさざめき | サイコキネシス | 蝶の舞 | 炎のジュエル | 炎の体 |
ジバコイル | 10万ボルト | 目覚めるパワー格闘 | 身代わり | 影分身 | 食べ残し | 磁力 |
http://bintoro3.blog136.fc2.com/blog-entry-210.html
海鮮盛り合わせさんのこちらの記事を読み、展開ゲーによる積み技が強いと認識されている今だからこそ、それらを咎めるエルフーンを採用した構築。
エルフーンの強みの部分は上のURLの記事を読んでいただければ十分わかるかと思うのでその辺は割愛させてもらいます。
今回はアンコールを使っていくエルフーンと組み合わせるポケモンとしてココドラを添えて主軸とし考えた構築となっています。
以下個別解説。
・エルフーン
このポケモンを採用することで相手は、壁追い風置き土産といった展開補助、今回の採用理由である展開抑止、さらにコットンガードとやどみがを採用した対面から全抜きを狙っていく3つのタイプのエルフーンを警戒しなければならない。
取り巻きのポケモンである程度どのタイプであるかはわかりますが、共通して単体で動かしやすいので相当処理が難しいポケモンだと思います。
起点にするポケモンを増やす、対面で勝てる相手を増やす、繰り出しを補助するという意味合いからオボンの実。
今回はできれば殴りたい型なので草のジュエルも一考しましたが、今回の構築ではパルシェンが持った方が良いと判断しました。
配分はSを最速スイクン抜きくらいに抑えておいてオボン込みで陽気Aぶっぱのパルシェンの氷柱張りを耐えるくらいで良いんじゃないかな?
余った部分はCに振るのが良いと思います。
計算していないのでもしかしたらできないかもしれませんが;;
カバドリュウズの展開を許さず、ニョログドラにも選出していけるので非常に扱いやすいと思われます。
・ココドラ
苦手な身代わりをエルフーンを絡めることで抑止することができ、宿木から無限の後だし性能を誇る相性の良いポケモン。
身代わりを意識する必要性が薄くなったので、単体としてかなり強い構成にできました。
毒毒は苦手なブルンゲルに対抗できるようになる技なのでできればもっておきたいですが、メタルバーストは毒の入らないポケモンに対して11交換を迫れるのでその辺の兼ね合いが難しいです。
さまざまなポケモンを止めることができ、かなり重宝する強力な1体です。
バンギラスを選出しないこともあるので、対霰という観点から砂嵐も採用の余地があります。
・バンギラス
先発に出し、砂をまくことで後だしココドラ展開を助けるポケモン。
カバルドンではなくバンギラスなのは少しでもエルフココドラが苦手なユキノオーに強くするため。
エルフココドラで場を荒らしたあとに竜の舞から全抜きを狙えるかなーと思って試験的にこうなっています。
相手にガッサやボルトがいても初手で出しやすいようにラム。
普通にラティを捕まえらる悪ジュエル追い打ちとかでも便利なのですが、死に出しでキノガッサをぶつけられると非常に困るのでできれば竜の舞を絡めたいところです。
噛み砕くの位置はナットハッサムグロスを焼ける炎のパンチもしくは大文字やヒードランを殴れる地震やけたぐりでも良いかもしれませんね。
・パルシェン
エルフココドラの苦手なユキノオー、キノガッサ、身代わり、ガブリアスやオノノクス(ダブルチョップ)などの補完としてのポケモン。
エルフココドラに組み込んでいくため単体で完結していきたいので、ブルンゲルや水ロトムヤドランなどに入る草のジュエル。
配分はぐぐれば転がっていると思うのでそちらで。
エルフーンとユキノオーの対面から吹雪をアンコールでロックしてパルシェン死に出しからどや破りをしたかったですw
パルシェンに限らずアンコールからの死に出しというテクニックは応用が効くので試す価値はありそうですね。
苦手なスイクンなどにエルフーンが強く、身代わりから起点にできるという意味でもエルフーンのユニットとして優秀なポケモンだと思います。
・ウルガモス
エルフココドラの苦手なハッサムに当てていきたいポケモン。
バシャーモを意識したいし、テラキオンやドラゴンにも安定して入るサイコキネシスはぜひ入れたい技。
ハッサムの蜻蛉から繰り出される後発のカバルドンを一気に焼き切れるようジュエル。
サイキネ打ちにいく相手とジュエルオーバーヒートを打ちにいく相手は同じなので無駄があるように見えますが、後発のカバルドンに隙を与えるわけにはいかないのでこうなりました。
ハッサムに当てるポケモンという意味ではバシャーモやヒヒダルマもこのポジションには良いかもしれません。
相手のバシャーモが少し重くなりますが。
・ジバコイル
エルフココドラが絶望的に辛いナットレイを起点にはめるポケモン。
ナットレイだけはどう足掻こうと誤魔化しが効かないのでじゃあもうそこから全抜き見れるポケモン入れてしまえばいいやという短絡思考。
ほかにもエルフココドラが苦手なトゲキッスやパルシェンが誘えるエンペルトやヤドラン、ほかにもエアームドや地震のないグロスあたりも任せられるので実は結構シナジーしてるのかもしれませんねw
このポケモンがいることをナットレイ側に悟られてはいけないのでココドラでひたすら我武者羅打っておいてナットレイに倒してもらったところに死に出しをしたり、交換でナットレイ読みでぶつけていくくらい繰り出すのに工夫が必要です。
<全体>
全抜きを強く見れるポケモンではないココドラを構築に用いるということで構築単位でいかにパワーを落とさないかをコンセプトに構築できたと思います。
基本選出:エルフーン ココドラ バンギラス
ノオーブルン:エルフーン ココドラ バンギラスorパルシェン
ハッサム入り:エルフーン ココドラ ウルガモス
ナットレイ入り:エルフーン ココドラ ジバコイル
このような感じで基本的な選出はエルフココドラに残りの4体のどれかを足す形になると思います。
格闘が少し重めですが、エルフココドラで誤魔化そうと思えばどうにでもなる範囲ですかねー。
中でもバシャーモは特に重いですが、エルフココドラで十分読み合いに持ち込めるのでそこまで分が悪いというわけではないと思います。
自分で回してないのでなんとも言えませんが、対面の潰し合いを避けていかないとあっという間に負けてしまうような難しい構築かもしれません。
ボルトロスやバンギラスやブシン、バシャーモに不安が残るので、漠然とポケモン日記さん(http://d.hatena.ne.jp/oka8739/20120312/1331565105)のようなカバドリュウズに足すような構築も面白そうだと感じました。
エルフーンがミラーや雨への回答となれるところも面白そうです。
カバドリュウズに対してエルフーンがどこまで動けるかまだ試してはいませんが;;
この構築の課題としては、雨ハッサムやボルトロスハッサムパルシェンガッサなど天敵が選出に複数いる場合ですかね。
雨ハッサムはウルガの持ち物をイトケにすれば解決できると思いますが、その場合カバドリに入るハッサムが辛くなるので現状数の多いカバドリハッサムを意識したジュエルになっています。
天敵が複数いる場合はリスクを背負った立ち回りでなんとかするしかなさそうですねー・・・
とにかく相手は積めないのに、自分が好き放題積めるのは強い!!!
エルフーンの強みがあまり認知されていない今の環境だからこそ刺していきたいポケモンです。
この展開抑止のアンコール型が認知されることで、展開補助や対面重視のエルフーンも相対的に強くなり、エルフーンそのものの強みである選出時の圧力をより強く掛けることができるでしょう。
エルフーンが可愛くて強いのはまじ