ポケモン強くなりたいなら場数を踏め

この半年間でいろいろ話のネタがあるのでちょこちょこ小出しにしていこうと思います

随分と前の話ですが、とあるテレビ番組でコンピュータが人間に将棋で勝てるのか?という研究を特集した番組がありました。
将棋は限られた数、動きをする駒を使うターン制の対人ゲームであり、運要素のないポケモンやりたいなら将棋をやれと揶揄されるように対人ゲームにおけるポケモンと似通った部分があるゲームです。
その番組では、コンピュータ側ではその膨大なデータベースと処理速度を利用して数千を超える棋士同士の対局を覚えさせて、その過去のデータから現在の状況において勝ちの状況を作り上げるための最善手を選ぶという風に紹介されていました。
随分と前の記憶ですので定かではありませんが実際に元名人だった方と対局し、長年不可能とされていた勝利を収めていました。
しかし、現在頂点に君臨する某H氏には到底勝てないとされているらしいです。
それはなぜなのかというとそれはコンピュータにはなくて、人間にはある「大局観」というものがあるらしいからです。
そもそも大局観とは何かと言うとコンピュータ側のギミックで前述したように膨大な経験から手を引っ張ってくるというものです。
それならコンピュータの方が上じゃないの?と思う方も当然おられると思いますが、人間はさらにそこから「閃く」ことができるらしいです。
自分の今までの経験に基づいて新たな手を作る。これはコンピュータにはなかなかできない芸当らしいです。
初級者の棋士でおよそ10手先、中級者の棋士でおよそ20手先、プロになると50手ほど先を読むらしいですが、頂点の某H氏は15手先ほどしか読まないそうです。(この辺の値は記憶があやふやなので確証はありませんが)
初級者と中級者の間あたりの数しか読みはしませんが、そこに裏付けされた他の棋士たちとは比べ物にならない数千の場数を踏んだ経験的な知識が勝ちを手繰り寄せていると言えるでしょう。
某H氏に限らず、おそらくトッププレイヤーの方々はこの「大局観」が研ぎ澄まされていることだと思います。
ゲームに勝ち負けがある以上、常勝するのには必ず理由があるはずですから。

ポケモンにおいてもこれはまったく同じことが言えると思います。
所謂「安定」と呼ばれる行動もこの経験的な知識から来ていますし、対戦している中で根拠はないけれどこの選択をすればうまくいく自信があるなんて状況もあると思います。少なくとも私はありました。
私の好きな漫画の「金色のガッシュ!」に出てくるアンサートーカーのような感覚かもしれませんねw
「大局観」を突き詰めればもしかしたらそれに限りなく近づくのかも知れません。
この経験的知識の活用の場は実際の対戦だけでなく、構築段階からシミュレートすることで新たなポケモンを生み出すことができます。駒にある程度幅があるのは将棋とは大きく違うところですね。

今の環境、カバドリュウズ、雨パ、受けループ、電磁砂、ラティライドなどなど考慮にしなきゃいけないことが多く停滞気味だとは思いますが、経験的知識を養うことは周りと差を広げるチャンスですし、構築を作る手掛かりになるのではないでしょうか。

総括として何を言いたかったのかというとタイトルの通り
ポケモン強くなりたいなら場数を踏め
ということです^p^
これはどのルールどころか、どの対人ゲームにおいても言えることですし重要な要素なんじゃないかなーと思います。
好きこそものの上手なれ、ってやつですかね!
これを機に構築がなくても積極的に大会に出るなり、内輪で対戦会みたいのしたりするのがポケモン界を盛り上げるという点でも良いことなんじゃないかなと思います。
もしかしたらもうやってるのかもしれませんが^^;

自分の文章のひどさとプレゼンテーション能力の低さが気になったので、こうして文章に起してみましたがやっぱりそんな大層なものにはなりませんねw
これも経験的知識としてこれからの糧としていきますw
自己満足の拙い文章でしたがここまで読んでくださった方お疲れ様でした。