エルフーン入り構築その2【シングル63】

諦めたくないエルフーン入り構築第2弾

ポケモン 持ち物 特性
エルフーン 草結び アンコール 追い風 宿木の種 草のジュエル 悪戯心
キノガッサ 茸の胞子 ローキック 岩雪崩 身代わり 毒毒玉 ポイズンヒール
ウルガモス オーバーヒート 虫のさざめき 目覚めるパワー地面 身代わり 炎のジュエル 炎の体
ラティオス 龍の波動 サイコショック 波乗り 瞑想 命の球 浮遊
カバルドン 地震 氷の牙 ステルスロック 怠ける ゴツゴツメット 砂起こし
ドリュウズ 地震 岩雪崩 身代わり 剣の舞 地面のジュエル 砂掻き

前回の記事のココドラと組み合わせることで全抜きまで見るのが困難というパワー不足と補完が難しい欠点が浮き彫りになってしまっていたので今回はエルフーンから展開の色を強めた構築。
中でも複数催眠ありのルールならばゲームを終わらせる力のある追い風から後出しのキノガッサ展開をベースとしました。
そこで不安要素となるランクルスグライオンハッサムなどへの補完として組み上げた草案として紹介させてもらいます。
以下個別解説。


エルフーン
草のジュエルを持つことで最低限の攻撃性能を確保するも、アンコールと追い風両方を採用したいため身代わりが抜けてしまうのはやはり痛いです。
ここまで中途半端にするくらいならいっそのこと壁からの置き土産や脱出ボタンで速やかに撤収したほうがいいかもしれませんが、
組み合わせるキノガッサが身代わり持ちに弱く、相手の素早さ上昇の詰み技はしっかり抑止していきたいのでアンコールは外せないように思えました。
結局中途半端になっている感が拭えませんし、こういうところが優秀な補助技が多いだけにエルフーンの難しいところかもしれません。

キノガッサ
自身の素早さより遅いポケモンをすべて嵌められる優秀なポケモン
追い風と組み合わせることでラムを持った速いポケモンの後だしを許しません。
気合パンチや種爆弾、種マシンガンなど入る技はいろいろあるのですがエルフーンもいますし最大限の力を出せるこの技構成がベターかなと思います。

ウルガモス
苦手なハッサムランクルスなどに対して強く出れるポケモン
ハッサム+αを考慮したいのでテンプレートなカバルドンまで倒せるジュエルオーバーヒート。最近のマイブームかもしれませんw
蝶の舞を抜くことで全抜きを狙うのを諦めることになりますが、それでも安全に択を迫れる身代わりはジュエルやめざパと相性が良いと思います。
さらに追い風からの後だし身代わり展開も十分力を発揮できると思います。
蝶の舞からの全抜きが注目されがちですが、ウルガモスはめざパやジュエルオバヒまで考慮すると対面から殴れる相手が多く、テンプレートな相手を想定した対面重視のポケモンとしても魅力はあると思っています。
ゆえに安全に択を迫れる身代わりや中速ポケモンの弱みである上から潰そうとする行為のメタとなれる追い風とは相性が良いと考えています。

ラティオス
ラティオスと対面して思考停止で守るグライオンを許さないラティオス
もともとラティオスラティアスを止める手段としてラキグライの受けループにはバンギラスメタグロスハッサムなどといったポケモンがセットで入っているはずなのですがその意味を理解せずに使っているプレイヤーが多すぎるのでその甘えたプレイングから全抜きを狙っていきます。
瞑想をした後に打っていける竜の波動、瞑想後ラッキーが確定2発になるサイコショック、瞑想後グライからバンギグロスハッサムに一貫する波乗りという感じです。
カバドリラティからの全抜きの2枚目の選択肢としても非常に強く、ドリュウズシナジーのある拘りトリックが注目されがちですがこのタイプのカバドリラティも脅威と言えるでしょう。
追い風からの後だしでドリュウズキングドラに対して上から殴ることもできます。

カバルドン
ブシンやバシャーモカイリューボルトロスなどが辛いのでとりあえずカバドリュウズ
相手にしたい敵のために地震と氷の牙は外せません。
欠伸が入らなかったのが非常に苦しいですが、今回はメイン選出ではないからと自分に言い訳をしていきます(

ドリュウズ
カバとセットで苦しいポケモンへ圧力をかける。
命の球ではないのでドリュウズとしての魅力は半減しますがしょうがないでしょう。
カバドリュウズがいるとグライオンも呼びやすいですし。
バシャーモドリュウズなどへのストッパーとして気合の襷で採用するのもいいかもしれません。
が、シュカグロス程度に止まるのは嫌なので今回は強化アイテムを持たせています。チイラの実マダー
エルフーンの追い風からドリュウズを出すことでミラーを解決できる可能性が微粒子レベルで存在する・・・?


<全体>
カバドリラティウルガガッサがある程度エルフーンと組まなくても動けるので前回の記事に比べれば随分動かしやすいと思います。
裏を返せばエルフーンが選出段階で浮きやすいのかもしれませんが・・・
とにかくエルフガッサと瞑想ラティという使いたい要素をカバドリュウズで誤魔化したかったって感じですかね(
カバドリュウズが選出段階で見えるとどうしても相手はそこを抑えようとするのでエルフガッサが刺さらないかなーと思ってました。
課題としてはスカーフドラゴンやラティやパルシェン、火炎玉ブシンバシャが重いところですかねー
ドラゴンに関しては流星群死に出しからガッサ展開ウルガ展開ドリュウズ展開と結構好き放題できるんですが、パルシェンや格闘諸々が重いのが気になりますね;;
その辺が重くなるのはエルフーン入りの宿命とも言えますが、苦手なポケモンのテンプレートな構築を意識して組んでいくのがよさそうだと思います。
積み技は強力だからこそ展開を意識しすぎてそのあたりの意識付けが破綻しないよう自分も心がけていきたいですね。

なんかやけに文章書くモチベあるからしばらく1日1回更新ペースで行きます^^